100万円で配当+値上がり狙いのポートフォリオを組みました。
特性上、NISAにも向いていると思います。
銘柄構成
約20万円ずつ5銘柄に分散投資する構成で、投資額は996,300円です。
株価、評価額は2016/1/29時点のものです。
コード | 銘柄名 | 保有数 | 株価 | 評価額 |
9402 | 中部日本放送 | 300 | 646 | 193,800 |
6670 | MCJ | 600 | 374 | 224,400 |
4800 | オリコン | 900 | 233 | 209,700 |
6727 | ワコム | 400 | 456 | 182,400 |
8513 | 中部証券金融 | 100 | 1,860 | 186,000 |
戦略
それなりに配当が貰え、材料次第で株価2倍以上も狙えそうな銘柄を中心に選定しました。
運用期間は1年~5年程度を想定しています。
2倍以上になった銘柄は半分利益確定してしまうのもありですが、ひとまず3ヶ月程度毎に見直す方向にします。
リスクは中程度でしょうか。
今の景気が続く限りは大丈夫だと思いますが、金融危機のように景気が落ち込む材料が発生すると、2/3程度まで株価が落ち込む可能性があると見ています。
銘柄の概説
ここでは2016年1月29日時点の株価を基準とした指標を使用します。
[6670] MCJはPER5.97倍、PBR0.78倍、配当利回り3.35%の他、東証一部昇格が狙える銘柄として組み入れました。
PCの市場は縮小傾向にありますが、法人向けが下支えする形で底打ちすると見込んでいます。
また、現在主流のWindows 7も2020年には延長サポートが切れる予定となっていますので、その時には特需も見込めるでしょう。
[9402] 中部日本放送はPER8.36倍、PBR0.35倍、配当利回り3.41%です。(ただし来期以降の配当利回りは2%強と予想されています)
放送関連は市場が縮小傾向ですが、2020年頃にはまだインターネットと同程度に留まると考えています。
また放送関連の収益が落ちても不動産事業が支えられるため、収益も安定感があります。
もし東証に市場変更すれば大きな値上がりも見込めますが、あまり期待はしていません。
[4800] オリコンはPER11.37倍、PBR2.13倍、配当利回り3.43%です。
正直、事業転換や新規事業を求められている状況でかなり厳しいですが、可能な限り現在の配当を維持するようですので、株価は配当が支えてくれるでしょう。
ランキング情報サービスの拡大や新規事業がうまくいけば、株価2倍~3倍も狙える…かもしれません。
[6727] ワコムはPER24.74倍、PBR2.44倍、配当利回り3.95%です。
利益は厳しい状態で、1株益を考慮するとタコ足配当ですね。
配当を維持する限り株価は問題ないと思いますが、
タッチペンはタブレットPCでマウスのような役割を果たしますので、今後に期待する意味で組み入れました。
[8513] 中部証券金融はPER8.20倍、PBR0.39倍、配当利回り3.23%です。
今まで業績が安定していますので、ローリスクでの値上がりや配当期待として組み入れました。
値上がりする可能性としては株式分割や市場変更などが考えられますが、あまり期待していません。
リスクとしては、ワコム・オリコン>MCJ>中部日本放送・中部証券金融と見ています。
特にワコム、オリコンは業績や展望次第では損切りの覚悟も必要になりそうです。