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[2492] インフォマート 2016年12月期株主総会

[2492] インフォマート 2016年12月期株主総会 published on

2017年3月24日(金)、インフォマートの株主総会に行ってきました。

株主総会の雰囲気

出席者は60人~70人程度でした。
質疑応答にて一名、大量に質問を用意して延々と質問する場面がありました。
途中で、他の株主から緊急動議として採決に移る提案もあって採決に移り、その後終了となりました。

質疑応答

質疑応答はおおよそ以下のような内容でした。
個人的に興味深かったのは、Q6、Q13辺りでしょうか。

  • Q1:前回は未達だったが、中期計画の進捗はどうか?
    今最も重要なのは、シェアを拡大していくことと、システムを拡張していくことだと考えている。
    若干未達部分はあるが、常に優先順位を付けて管理している。
    現在50万社ほど登録企業があるが、段階的導入が多いのでそれを加速させていくことが重要だと考えている。
  • Q2:グローバル展開について、本格的に考えて欲しい。チャンスに向けて準備しておいてほしい。
    開発の進捗具合によって考えていきたい。
    海外からの請求書を受け取りたいというニーズも既にあるので、そういった部分から広げていきたい。
  • Q3-1:ES事業の商談について
    戦略的な部分で遅れている。
    業界別にチャネルを用意していきたいと考えている。
  • Q3-2:ES事業の請求書に関して、具体的なFinTechの展望などは?
    想定通りに進んでいる。
    商流のデータが蓄積されることが強みだと考えている。
  • Q4:訴訟についてどのような状況か?
    全ての著作権はインフォマートにあることを主張していたが、裁判が進むにつれて相手側の主張が曖昧になったり虚偽が明らかになった。
    裁判の対応にもお金や時間がかかっているため、反訴に踏み切った。
  • Q5-1:決算についてどう考えているのか?
    予算未達については申し訳ないと考えている。
  • Q5-2:計画は立てて実行しているのなら、なぜできないのか?
    商談が大きく未達だったことが原因。
    システム開発と体制づくりに注力していきたい。
  • Q5-3:計画が達成できないのは、計画が甘いのでは?
    (メモが取れませんでした)
  • Q5-4:請求書の増収減益や、商談の減収減益について
    請求書は順調に推移している。
    (商談についてはメモが取れませんでしたが、Q3-1やQ5-2と大差なかったと思います)
  • Q6:中期経営計画で、全体の数字は変わっていないが、内容が大きく変わっている。売上向上などの要因は?
    食の安心・安全については、顧客が被っているため導入しやすい。
    メーカー・卸間の受発注も同様の形態にするニーズがあった。
  • Q7:貸借対照表の建物、投資有価証券、損益計算書の減損損失の内訳は、それぞれ何か?
    建物とは建物据付設備で、サーバなどのインフラが含まれる。土地や建物自体ではない。
    投資有価証券は社債による安定的な運用を行っている。
    減損はソフトウェア。古いソフトウェアは減損するのが妥当であると指摘があり、このように対応した。
  • Q8:毎年予算未達だが、目標はどのように立てているのか?
    社員数や営業人数などのKPIがあり、これらを元に流入社数などを考えている。
    目標についてはトップダウンで数字を提示する部分もあるが、可能性について現場の意見も聞いている。
  • Q9:今後、株式分割や株主優待の予定は?
    今のところ株式分割については予定していない。
    株主還元については現金配当の方針で考えている。
  • Q10:海外事業について説明して欲しい。
    中国からスタートし、台湾、シンガポールと展開している。
    中国は7年前からのため、古いプラットフォームを運用している。
    法規制などの問題もあるが、日本版を海外に展開していきたいと考えている。
  • Q11:訴訟の対応について、進捗が遅いのでは?
    知的財産権の訴訟に関しては、2~3年かかるのが一般的。
  • Q12:競合他社は?
    ないと考えている。
  • Q13:受発注について、EDIとの違い、強みなどは?
    電子帳簿保存法に対応していることが最も大きな強み。EDIは電子帳簿保存法に対応していない。
    相手側にもメリットがあると考えている。
  • Q14:セキュリティや障害対策についての考え方は?
    セキュリティといっても様々なものがあるが、ISMSには準拠している。
    サーバは24時間の監視体制を整えている。
    今のところ、情報漏洩の案件は発生していない。
  • Q15-1:従業員の働き方、特に女性の働きやすさについては?
  • 女性が41%で、課長などを担当している者もいる。
  • Q15-2:女性の働きやすさに関する報告書を提出する予定は?
    できるだけ早く提出したいが、夏頃には提出したい。内容については精査していく。
  • Q15-3:1年経過するが、コンプライアンス的にどうなのか?
    提出義務があるものではないため。
    社内の環境整備には力を入れている。
  • Q15-4:東証一部上場企業なのだから、さっさとやるべきなのでは?
    (メモする気がなくなりました)
  • Q16:給与が、残業代45時間を含む固定給与であることについて
    制度を作った当時の最大が45時間だった。
    就業時間は18:00までだが、最近は遅くとも19:30には帰ることを推進している。
  • Q16-2:最低賃金よりも低くなっていないか?
    こういった仕組みについては、社会保険の事務所にもチェックしてもらっている。
  • Q17:内部通報などについて
    内部通報制度などは整えている。

ちなみに、Q5-1~Q5-4、Q11、Q15-1~Q17の質問者は同一です。
質問を沢山用意してきたと言っていましたが、内容は重箱の隅をつつくような内容やクレームに近いものが多かったです。
会社の中に、家族や親戚が働いているのでしょうか…?
正直、会社や総会の運営を妨害するのが目的かと感じた程でした。

お土産

ジェフグルメカード1,000円分をいただきました。

所感

インフォマートは典型的なプラットフォームビジネスですので、社長がシェア拡大の重要性を認識していることは好印象でした。
予算未達の常習犯なのは気になりますが、毎年着実に売上を拡大している点は問題ないように思います。
競合するサービスが少ない点も魅力ですし、プラットフォームビジネスなので今のうちにシェアが拡大してしまえば一人勝ちになると思われます。

まだまだ伸びる余地は残されていると思いますので、今後も定期的に買い増ししていきたいです。


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