電子書籍と関連銘柄のまとめ

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これまでの電子書籍に関する記事のまとめです。 電子書籍銘柄の魅力 最近はスマホやタブレットなどモバイル端末の普及を受けて、電子書籍の市場が急速に拡大していることが魅力です。 電子書籍は製造・物流・販売のコストがほとんどかからないので、限界利益率・収益性に優れており、戦略的に価格を設定することが可能です。 また、電子書籍は紙書籍の置き換えだけでなく、古本販売や漫画喫茶などの市場からも顧客を獲得できる可能性を秘めています。 オススメの電子書籍銘柄 これまでに分析した電子書籍の関連銘柄をまとめました。 電子書籍の伸びに期待する場合は売上比率が高い銘柄が良いでしょう。 また、電子書籍の株主優待がついてくる銘柄だと長期保有しやすくなります。 [3641] パピレス 電子書籍単独事業の会社ですので、電子書籍に積極投資したいのであればここでしょう。 現在売上・利益が急速に伸びており、財務面も非常に良いの… 続きを読む 電子書籍と関連銘柄のまとめ

[3658] イーブックイニシアティブジャパン:コミック中心の電子書籍ストア

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電子書籍銘柄として、イーブックイニシアティブジャパンについて調べました。 電子書籍配信ストアeBookJapan イーブックイニシアティブジャパンは電子書籍とクロスメディアの2つの事業を展開しています。 特に電子書籍が柱となっており、電子書籍配信ストアeBookJapanを運営しています。 eBookJapanの特徴はコミックを中心としたラインナップで、2016/7時点での取扱冊数は50万冊弱となっています。 売上高向上と収益化が課題 IR情報の資料からこれまでの売上高の推移をまとめると、以下のようになります。単位は百万円です。 なお2012/1~2014/1は単独事業での決算、2015/1以降は連結決算です。 また2017/1は、実際には2017/3の変則決算となる予定です。 2012/1 2013/1 2014/1 2015/1 2016/1 2017/1(予想) 電子書籍事業 売上高… 続きを読む [3658] イーブックイニシアティブジャパン:コミック中心の電子書籍ストア

[4348] インフォコム:国内最大級の電子書籍ストア

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今回は電子書籍銘柄の一つとして、インフォコムについて調べました。 インフォコムが運営する電子書籍ストア インフォコムは医療機関向けなどに特化したITサービスや、電子書籍などのネットビジネスを行っています。 電子書籍市場はスマホやタブレットなどのモバイル端末とともに大きく拡大していますが、こちらはガラケー時代から電子書籍配信サービスを展開しています。 実際には電子書籍事業を運営しているのはアムタスという子会社で、「めちゃコミック」、「ekubostore」という2つの電子書籍ストアがあります。 特に「めちゃコミック」は国内での知名度も高い、コミック中心の電子書籍サービスとなっています。 電子書籍事業の収益性 2016年3月期決算説明会資料を見ると、2016年3月期の電子書籍売上高は150.7億円となっています。 また、ネットビジネスセグメントの売上高が165.7億円、営業利益19.5億円、営… 続きを読む [4348] インフォコム:国内最大級の電子書籍ストア

[3641] パピレス:電子書籍販売のみの単独事業銘柄

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パピレスは電子書籍販売事業のみを展開している会社です。 今回はパピレスについて分析してみました。 電子書籍の特長を活かした配信サービス パピレスが展開している事業は電子書籍販売のみです。 しかしその分だけ力を入れており、様々なコンセプトの電子書籍販売を展開しています。 Renta!では電子書籍レンタルサービスを展開しており、お手頃な価格で読めるようになっています。 古本書店や漫画喫茶に比べて時間も手間も手軽なので、これらのユーザ層も取り込めそうです。 犬耳書店(旧:パピレスプラス)では、本を章別に分けて販売しています。 もちろん本一冊を買うよりは章単位の方が割高ですが、本の一部だけを読みたいというユーザにとっては嬉しいでしょう。 これは紙書籍では現実的ではなく、電子書籍ならではの強みを活かしたコンセプトとも言えます。 急速に拡大する電子書籍市場 2013年~2016年の業績と、2017年の… 続きを読む [3641] パピレス:電子書籍販売のみの単独事業銘柄

[9468] カドカワ:ラノベ・コミックに強い電子書籍ストア

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今回は、電子書籍サービスを提供している会社として、カドカワを分析しました。 出版社KADOKAWAが運営する電子書籍ストア カドカワはKADOKAWAとドワンゴの2つのグループ会社から構成されますが、電子書籍はKADOKAWAの事業です。 元々KADOKAWAは紙書籍の出版・販売を行ってきましたが、その電子版として電子書籍コンテンツの制作から販売まで行っています。 これは将来的に紙書籍の出版が減少していく可能性を考えれば、極めて妥当な事業判断だと言えます。 このKADOKAWAが運営している電子書籍ストアがBOOK☆WALKERです。 BOOK☆WALKERの特徴 KADOKAWAは多くのライトノベルやコミックを出版している企業として有名です。 BOOK☆WALKERではそのメリットを活かして作品の先行配信を行ったり、KADOKAWA系列の作品を優遇して割引やポイント還元するキャンペーンな… 続きを読む [9468] カドカワ:ラノベ・コミックに強い電子書籍ストア

電子書籍が破壊する既存の市場と、競合するサービス

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「電子書籍によって破壊される市場」を考えると、真っ先に思い浮かぶのは出版社や紙書籍を販売する書店ですね。 しかしよくよく考えてみると、「それ以外の市場ニーズも取り込んでいるのでは?」と思い、まとめてみました。 書店併設カフェへの影響は限定的 最近は書店とカフェが併設されていて、自由に本を読めるカフェがあります。 一見、電子書籍が競合するかな?と思いましたが、影響は限定的と思われます。 というのも、利用者の多くは本を読むことが目的ではなく、カフェのついでに本を読んでいるのだと思われるからです。 単に本を読むためなら図書館に行った方が効率的かつ経済的ですから。 漫画喫茶の顧客の獲得 これまでコミックを読むために漫画喫茶に行っていた顧客の一部が電子書籍へ流れます。 具体的には、以下のような理由で漫画喫茶を使っていた人がターゲットになります。 顧客1:本当は買いたいけど、家にコミックを置くスペース… 続きを読む 電子書籍が破壊する既存の市場と、競合するサービス

電子書籍のコスト構造と価格戦略

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最近、電子書籍を利用するようになって、そのコスト構造や価格戦略を実感しました。 今回はコスト構造や価格戦略についてまとめました。 電子書籍のコスト構造 電子書籍では紙書籍に比べてどのようなコストが減るのかを考えてみます。 初期費用(制作費・印税)は紙書籍と同様に発生 制作費や印税はこれまでの紙書籍と同様に発生すると考えられます。 また紙書籍ではサイズが決まっているためレイアウトも1パターンしかありませんが、電子書籍では端末やアプリによってレイアウトが変わる可能性があります。 このため、作品によっては紙書籍より制作費がかかっている可能性もあります。 変動費(製造・流通コスト)が0 電子書籍の最大の特徴はここにあります。 電子書籍は印刷しないので紙やインクなどの印刷コストはかかりません。 電子書籍はサーバから配信するだけですので、配送や店頭販売にもコストがかかりません。 電子書籍では在庫という… 続きを読む 電子書籍のコスト構造と価格戦略