「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」は実現するか?

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経産省、コンビニが「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」というものを発表しました。 今回はこの実現性について考察してみました。 コンビニ電子タグ1000億枚宣言とは 「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」とは、経済産業省が、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、JR東日本リテールネットと共同で宣言したものです。 原文は、こちらから見ることができ、内容を要約すると以下のようになります。 2025年までにコンビニの全ての取扱商品に電子タグを貼付け、個別管理を実現する 2018年に、実現に向けた実験を実施する 年間に取り扱う商品数は推計年1,000億個 留保条件:電子タグの単価が1円以下になっていること、商品のほぼすべてをRFIDで管理できる環境が整備されていること   電子タグの可能性 一般的に、電子タグを導入することで以下のようなことが期待されています。 小売店:非… 続きを読む 「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」は実現するか?

最近注目の銘柄(2017/02/07)

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年末時に比べれば株価がやや下落していますが、まだまだ株高と感じる銘柄が多いです。 そんな中、3Q決算の開示による急落銘柄に注目しています。 ※2/12、主にカドカワについて追記しました。 [2371] カカクコム 株価が2,000円から1,600円辺りまで急落しており、通期予想の下方修正が原因と見られています。 「平成29年3月期 業績予想の修正に関するお知らせ」の概要は以下の通りです。 売上高:480億円→450億円 営業利益:230億円→210億円 修正の理由:デジタルコンシューマ機器市場の不振が想定を上回っており、これに関連する広告受注が減少したため 2月7日時点の株価は1,586円で、期末予想はPER23.69倍、EPS66.95、配当28円(利回り1.77%)、配当性向41.8%となります。 個人的な印象としては、これまでずっと右肩上がりを続けてきたカカクコムの成長が鈍化し始めた… 続きを読む 最近注目の銘柄(2017/02/07)

2017年の市場動向と投資方針

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今年の市場動向のポイント 予想なんて基本的に当たらないものですが、個人的にポイントになりそうな所をまとめました。 EUの銀行の動向 EUの銀行は一箇所でも破綻したら連鎖するような状況だと思っています。 具体的にはドイツ銀行、モンテ・パスキやウニクレディト、クレディスイスなどなど。 ドイツ銀行は大丈夫とも大丈夫じゃないとも言われていますが、訴訟案件も山ほど抱えていますし、これからも材料が出てくる可能性がありますので、リスクは高めだと思っています。 EUの銀行が破綻した場合は資産等を現金化するため、一時的に円安ユーロ高になる可能性があります。   アメリカの景気の動向 アメリカの次期大統領、トランプが世間の注目を集めていますが、それがなくともそろそろリセッションの時期だと思われます。 その理由として2017年に2~3回の利上げが見込まれていること、現在アメリカの失業率はかなり低い水準… 続きを読む 2017年の市場動向と投資方針

Brexitとアメリカ大統領選の本質は、資本主義と民主主義の限界

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アメリカの大統領選が終わり、トランプに決まりました。 個人的にはこのような結果は十分有り得るような雰囲気を感じていました。 またBrexitと同じ年にこのようなことが起きたのは偶然ではなく、根底にあるものは同質だと思っています。 Brexitとアメリカ大統領選の共通点 Brexitとアメリカ大統領選の結果を見て感じたのは、「民主主義が衆愚政治になりつつある」ということです。 Brexitの原因は一つではありません。 元々イギリスはユーロを導入しないなど、EUとは一線引いた立ち位置を取っていましたし、以前にも離脱の国民投票を行ったことがあります。 その上、ここ最近は移民の影響、ドイツ銀行をはじめとするヨーロッパの金融機関のリスクなど、EUに所属することによるデメリットが目立っていました。 こういった不満の要因が積み重なった結果、国民投票によるBrexitに繋がっています。 一方、アメリカ大統… 続きを読む Brexitとアメリカ大統領選の本質は、資本主義と民主主義の限界

最近注目の銘柄(2016/10/24)

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全体的に株価が上がっており割高になってきた印象があります。 こういう時は暴落に備えつつ値上がりする可能性のある銘柄を探すのですが、こういう時が一番難しいですね。 最近は以下の銘柄を注目しています。 [1541] 純プラチナ上場信託(現物国内保管型) プラチナ連動のETFです。 近年プラチナが大きく値下がりしており、また上場来安値に近づいています。 埋蔵量(希少価値)では金<プラチナですが、現在の市場価格はプラチナ>金となっています。 プラチナは産業用途が大きいので景気後退時には一時的に下がる可能性もありますが、株のような倒産リスクが無い点は優れているので注目しています。 [9402] 中部日本放送 PERが割安で配当もそこそこ、財務やキャッシュフローは素晴らしいです。 時価総額が165億円ですが現金が151億円ほどありますので、市場全体でネガティブな材料があっても株価を下支えしてくれるので… 続きを読む 最近注目の銘柄(2016/10/24)

マイナス金利政策の影響

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2016年1月29日、マイナス金利政策の導入が発表されました。 これまで民間銀行は日本銀行に預けるだけで0.1%の金利が付いていましたが、これからは-0.1%の金利となります。 今日はこの影響について考えてみます。 銀行銘柄への影響 このニュースを受けて銀行銘柄の多くが下落しています。 以下のグラフは日経平均と大手銀行(3社+ゆうちょ)の株価について、2016年1月28日の終値を1とした時の株価の推移ですが、いずれの銀行も大きく下落しています。 ただし銀行側もこれに対して何かしら手を打ってくるはずで、例えば以下のようなことが考えられます。 ・ATMなど手数料の引き上げ ・普通預金、定期預金の金利引下げ ・株式や投資信託などの金融資産による運用比率の引き上げ 3大銀行については、既に定期預金の金利引き下げを発表しています。 今後こういった動きがあることを見込めば、今の水準は割安だと思います。… 続きを読む マイナス金利政策の影響