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[8252] 丸井グループ:カード事業が主力の小売業

[8252] 丸井グループ:カード事業が主力の小売業 published on

丸井グループは首都圏を中心に小売業を展開していますが、実は…?
利回りは高くはありませんが、ビジネスモデルが面白い銘柄です。

 

一見フロービジネス、実態はストックビジネス

丸井グループの業種は小売業となっていますが、実際ところはクレジットカード(金融)です。
これはマルイが古くから割賦販売を行ってきたことや、早くからクレジットカードを導入したことからも分かります。
マルイはかつて月賦百貨店と呼ばれていましたが、これは百貨店と異なり、今でも百貨店協会には加盟していません。

以下のセグメント別利益を見ると、カード事業は利益全体の6割を超えており、カード事業がメインであることが裏付けられます。

(C) MARUI GROUP Co, Ltd. 2015年度3月期 決算説明会資料

過去6年間のセグメント利益を見ても、カード事業は小売・店舗事業よりも安定的に、大きな利益をもたらしています。
これは小売事業がフロービジネスで景気などの外的要因に影響されやすいのに対し、カード事業はプラットフォーム型のストックビジネスで安定的に利益が得られることによります。

(C) MARUI GROUP Co, Ltd. 主要経営指標の推移

本来純粋なクレジットカード事業であれば店舗を持つ必要は無いわけですが、おそらくマルイは以下の戦略を採っているのでしょう。
・若者中心にクレジットカードを普及させ、この先数十年に渡って使ってもらいたい
・店舗を置くことにより若者との接点を増やし、カードへの心理的ハードルを下げる
・店舗を置くことによる知名度向上と広告効果

小売・店舗事業は仕入れ販売(売上高の収入)からショッピングセンター(賃料収入)に切り替えを進めることで、売上高は減少していますが営業利益は拡大しています。
これは安定的な利益が得られるストックビジネスへの転換ですので、事業安定性は更に向上すると思われます。

 

株主還元

ROE10%を目指し、自社株買いも継続して行っています。
自社株買いによって株価が支えられますので、当面は底堅い株価になると思われます。

(C) MARUI GROUP Co, Ltd. 2016年3月期 第2四半期決算説明会資料

 

配当

2016/1/22時点で、株価は1株1,758円です。
2016年3月期の配当予想は1株22円となっていますので、配当利回りは1.25%となります。
決して良いとは言えませんが、カード事業が着実に拡大していくことを期待しています。

 

株主優待

私は株主優待を目的に保有しているわけではありませんが、一応紹介しておきます。(笑)
株主優待は一定の購入金額まで10%の割引が受けられます。
店舗や通販Webサイトのどちらでも使えますが、アパレル系以外の店舗は大半が対象外となっているので注意して下さい。

また、株主優待はエポスカードのキャンペーン「マルコとマルオの7日間」の10%オフとは併用できません。
エポスゴールドやエポスプラチナの方は10%分がポイント還元されるキャンペーンが別途あり、こちらは株主優待と併用できます。


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