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[2428] ウェルネット:コンビニ決済のプラットフォーム

   

ウェルネットはコンビニ決済をはじめとしたマルチペイメントサービスなど、決済関係のサービスを中心に提供している会社です。
有利子負債がなく、安定したビジネスモデルが魅力の銘柄です。

安定したプラットフォーム型のビジネスモデル

ウェルネットの売上構成比率は2014年6月期の実績で93%がマルチペイメントサービスとなっています。
マルチペイメントサービスの一例としては、インターネット通販で利用できるカード決済やコンビニ決済、電子マネー決済などがあります。
ウェルネットはこの決済サービスを提供しており、Amazonをはじめとする多くの通販サイトで採用されています。
決済件数が多いほど手数料収入が多くなりますので、景気の善し悪しによって営業利益は多少変動すると思いますが、安定的な収益が見込めるプラットフォーム型のビジネスモデルと言えます。

配当利回り

2016年6月の予想は1株当たり66円となっています。
2016年1月8日時点では1株当たり2,851円ですので、配当利回りは2.31%です。
特に高い水準ではありませんが、安定した配当が見込める銘柄であることを考えればまずまずではないでしょうか。

株主還元100%

2013年7月~2016年6月の中期経営計画において、利益の100%を株主に還元することが発表されています。

A) 中期経営計画中の配当性向を特殊要因は除き、従来の 33.3%から 50%に引き上げ、株 主の皆様への安定的で高い配当利回りを目指します。
B) 税引後利益のうち、配当後残額のすべてを自己株式の取得・消却に充当していくことで利益 の 100%を株主の皆様へ還元いたします(現状保有する自己株式は売渡請求用の自己株 式・株式給付信託 J-ESOP 等を除き消却し、新たに取得した自己株式はその用途を目標達 成のためのストックオプション等に限定し、その他は消却していきます)。
(C) WELLNET CORPORATION 中期経営計画に関するお知らせ (平成25年8月14日)

この影響もあってウェルネットの株価は一気に上昇してしまい、現在は1株2,800円前後の株価となっています。

有利子負債0

元々、赤字に陥りにくいビジネスモデルだと思いますが、2015年6月期末時点で有利子負債が0です。
財務面も心配ありません。

まとめ

コンビニ決済を中心としたマルチペイメントサービスを提供している、ウェルネットについて紹介しました。
プラットフォーム型の決済ビジネス、有利子負債0、株主還元100%と株主にとっては良いことずくめです。
一方、現在はやや割高感がありますので、買い時を伺ったほうが良いかもしれません。

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