フロービジネスとストックビジネスの特徴に見る投資戦略

フロービジネスとストックビジネスの特徴に見る投資戦略 published on

ビジネスモデルはフロービジネスとストックビジネスに大別されます。 これらの観点は、株式投資を行う上でも非常に重要です。 フロービジネス フロービジネスとは? フロービジネスとは1回の取引で1回の売上が立つようなビジネスモデルです。 シンプルで分かりやすい形態ですが、売上のためには営業活動を行う必要があります。 逆に言えば、営業活動を行わなければ売上は全く発生しません。 そのため、フロービジネスでは常に売上に応じた販売管理費がかかっていることになります。 フロービジネスの例 小売業 コンビニエンスストア、スーパーマーケット、家電量販店などの小売業は、典型的なフロービジネスです。 小売店では「来店者が店内で商品を選んでレジで会計する」という取引で成立しています。 一回一回の取引は独立したものであり、一回購入したからといって定期的に購入してくれる保証はありません。 また、店舗は商品陳列や在庫補充… 続きを読む フロービジネスとストックビジネスの特徴に見る投資戦略

J-REIT ETFの比較:[1343]と[1345]はどちらが優れているのか?

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J-REITのETFの中でも運用期間の長い2つについて、運用実績を比較してみました。 比較する銘柄 今回はJ-REITのETFの中から、以下の2つを比較します。 これらはいずれも2008年頃から運用が開始されています。 [1343]:NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信 [1345]:上場インデックスファンドJリート隔月分配 比較1:株価と利回り REIT ETFに求めるものは安定的かつ高い利回りです。 そこで、以下の実績を指標として比較します。 年毎の平均株価 年毎の利回り 計算方法 平均株価や利回りについては、具体的に計算方法を定めました。 平均株価 分配月の初日終値の平均株価を求め、それをその年の平均株価とします。 利回り 分配金を分配月の初日終値で割り、利回りを求めます。 この利回りを年間で合算したものを、その年の利回りとします。 例えば分配月は2,5,8,11であ… 続きを読む J-REIT ETFの比較:[1343]と[1345]はどちらが優れているのか?

電子書籍と関連銘柄のまとめ

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これまでの電子書籍に関する記事のまとめです。 電子書籍銘柄の魅力 最近はスマホやタブレットなどモバイル端末の普及を受けて、電子書籍の市場が急速に拡大していることが魅力です。 電子書籍は製造・物流・販売のコストがほとんどかからないので、限界利益率・収益性に優れており、戦略的に価格を設定することが可能です。 また、電子書籍は紙書籍の置き換えだけでなく、古本販売や漫画喫茶などの市場からも顧客を獲得できる可能性を秘めています。 オススメの電子書籍銘柄 これまでに分析した電子書籍の関連銘柄をまとめました。 電子書籍の伸びに期待する場合は売上比率が高い銘柄が良いでしょう。 また、電子書籍の株主優待がついてくる銘柄だと長期保有しやすくなります。 [3641] パピレス 電子書籍単独事業の会社ですので、電子書籍に積極投資したいのであればここでしょう。 現在売上・利益が急速に伸びており、財務面も非常に良いの… 続きを読む 電子書籍と関連銘柄のまとめ

[3658] イーブックイニシアティブジャパン:コミック中心の電子書籍ストア

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電子書籍銘柄として、イーブックイニシアティブジャパンについて調べました。 電子書籍配信ストアeBookJapan イーブックイニシアティブジャパンは電子書籍とクロスメディアの2つの事業を展開しています。 特に電子書籍が柱となっており、電子書籍配信ストアeBookJapanを運営しています。 eBookJapanの特徴はコミックを中心としたラインナップで、2016/7時点での取扱冊数は50万冊弱となっています。 売上高向上と収益化が課題 IR情報の資料からこれまでの売上高の推移をまとめると、以下のようになります。単位は百万円です。 なお2012/1~2014/1は単独事業での決算、2015/1以降は連結決算です。 また2017/1は、実際には2017/3の変則決算となる予定です。 2012/1 2013/1 2014/1 2015/1 2016/1 2017/1(予想) 電子書籍事業 売上高… 続きを読む [3658] イーブックイニシアティブジャパン:コミック中心の電子書籍ストア

[4348] インフォコム:国内最大級の電子書籍ストア

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今回は電子書籍銘柄の一つとして、インフォコムについて調べました。 インフォコムが運営する電子書籍ストア インフォコムは医療機関向けなどに特化したITサービスや、電子書籍などのネットビジネスを行っています。 電子書籍市場はスマホやタブレットなどのモバイル端末とともに大きく拡大していますが、こちらはガラケー時代から電子書籍配信サービスを展開しています。 実際には電子書籍事業を運営しているのはアムタスという子会社で、「めちゃコミック」、「ekubostore」という2つの電子書籍ストアがあります。 特に「めちゃコミック」は国内での知名度も高い、コミック中心の電子書籍サービスとなっています。 電子書籍事業の収益性 2016年3月期決算説明会資料を見ると、2016年3月期の電子書籍売上高は150.7億円となっています。 また、ネットビジネスセグメントの売上高が165.7億円、営業利益19.5億円、営… 続きを読む [4348] インフォコム:国内最大級の電子書籍ストア

[3641] パピレス:電子書籍販売のみの単独事業銘柄

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パピレスは電子書籍販売事業のみを展開している会社です。 今回はパピレスについて分析してみました。 電子書籍の特長を活かした配信サービス パピレスが展開している事業は電子書籍販売のみです。 しかしその分だけ力を入れており、様々なコンセプトの電子書籍販売を展開しています。 Renta!では電子書籍レンタルサービスを展開しており、お手頃な価格で読めるようになっています。 古本書店や漫画喫茶に比べて時間も手間も手軽なので、これらのユーザ層も取り込めそうです。 犬耳書店(旧:パピレスプラス)では、本を章別に分けて販売しています。 もちろん本一冊を買うよりは章単位の方が割高ですが、本の一部だけを読みたいというユーザにとっては嬉しいでしょう。 これは紙書籍では現実的ではなく、電子書籍ならではの強みを活かしたコンセプトとも言えます。 急速に拡大する電子書籍市場 2013年~2016年の業績と、2017年の… 続きを読む [3641] パピレス:電子書籍販売のみの単独事業銘柄

[9468] カドカワ:ラノベ・コミックに強い電子書籍ストア

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今回は、電子書籍サービスを提供している会社として、カドカワを分析しました。 出版社KADOKAWAが運営する電子書籍ストア カドカワはKADOKAWAとドワンゴの2つのグループ会社から構成されますが、電子書籍はKADOKAWAの事業です。 元々KADOKAWAは紙書籍の出版・販売を行ってきましたが、その電子版として電子書籍コンテンツの制作から販売まで行っています。 これは将来的に紙書籍の出版が減少していく可能性を考えれば、極めて妥当な事業判断だと言えます。 このKADOKAWAが運営している電子書籍ストアがBOOK☆WALKERです。 BOOK☆WALKERの特徴 KADOKAWAは多くのライトノベルやコミックを出版している企業として有名です。 BOOK☆WALKERではそのメリットを活かして作品の先行配信を行ったり、KADOKAWA系列の作品を優遇して割引やポイント還元するキャンペーンな… 続きを読む [9468] カドカワ:ラノベ・コミックに強い電子書籍ストア

Brexitとアメリカ大統領選の本質は、資本主義と民主主義の限界

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アメリカの大統領選が終わり、トランプに決まりました。 個人的にはこのような結果は十分有り得るような雰囲気を感じていました。 またBrexitと同じ年にこのようなことが起きたのは偶然ではなく、根底にあるものは同質だと思っています。 Brexitとアメリカ大統領選の共通点 Brexitとアメリカ大統領選の結果を見て感じたのは、「民主主義が衆愚政治になりつつある」ということです。 Brexitの原因は一つではありません。 元々イギリスはユーロを導入しないなど、EUとは一線引いた立ち位置を取っていましたし、以前にも離脱の国民投票を行ったことがあります。 その上、ここ最近は移民の影響、ドイツ銀行をはじめとするヨーロッパの金融機関のリスクなど、EUに所属することによるデメリットが目立っていました。 こういった不満の要因が積み重なった結果、国民投票によるBrexitに繋がっています。 一方、アメリカ大統… 続きを読む Brexitとアメリカ大統領選の本質は、資本主義と民主主義の限界