電子書籍が破壊する既存の市場と、競合するサービス

電子書籍が破壊する既存の市場と、競合するサービス published on

「電子書籍によって破壊される市場」を考えると、真っ先に思い浮かぶのは出版社や紙書籍を販売する書店ですね。 しかしよくよく考えてみると、「それ以外の市場ニーズも取り込んでいるのでは?」と思い、まとめてみました。 書店併設カフェへの影響は限定的 最近は書店とカフェが併設されていて、自由に本を読めるカフェがあります。 一見、電子書籍が競合するかな?と思いましたが、影響は限定的と思われます。 というのも、利用者の多くは本を読むことが目的ではなく、カフェのついでに本を読んでいるのだと思われるからです。 単に本を読むためなら図書館に行った方が効率的かつ経済的ですから。 漫画喫茶の顧客の獲得 これまでコミックを読むために漫画喫茶に行っていた顧客の一部が電子書籍へ流れます。 具体的には、以下のような理由で漫画喫茶を使っていた人がターゲットになります。 顧客1:本当は買いたいけど、家にコミックを置くスペース… 続きを読む 電子書籍が破壊する既存の市場と、競合するサービス

電子書籍のコスト構造と価格戦略

電子書籍のコスト構造と価格戦略 published on

最近、電子書籍を利用するようになって、そのコスト構造や価格戦略を実感しました。 今回はコスト構造や価格戦略についてまとめました。 電子書籍のコスト構造 電子書籍では紙書籍に比べてどのようなコストが減るのかを考えてみます。 初期費用(制作費・印税)は紙書籍と同様に発生 制作費や印税はこれまでの紙書籍と同様に発生すると考えられます。 また紙書籍ではサイズが決まっているためレイアウトも1パターンしかありませんが、電子書籍では端末やアプリによってレイアウトが変わる可能性があります。 このため、作品によっては紙書籍より制作費がかかっている可能性もあります。 変動費(製造・流通コスト)が0 電子書籍の最大の特徴はここにあります。 電子書籍は印刷しないので紙やインクなどの印刷コストはかかりません。 電子書籍はサーバから配信するだけですので、配送や店頭販売にもコストがかかりません。 電子書籍では在庫という… 続きを読む 電子書籍のコスト構造と価格戦略